1年中、暑さは変わらないのか?
ベトナム南部のホーチミン市は、北緯11度ぐらいで熱帯気候と言われています。
次の説明文とグラフは、2016年にホーチミン師範大学で日本語を学んでいた学生が作ったものです。わかりやすくまとめてあります。
このグラフの赤の折れ線がホーチミン市の平均気温です。ホーチミン市の平均気温は25度から28度の範囲で、12月や1月は平均気温が低くなっています。平均気温が低いときがあるなんて初めて知りました。
また、4月の平均気温が一番高いのですが、ほんの少し高いだけです。
でも、体感的には1年を通じてずっと暑く感じ、雨季に入る前の4月をより暑く感じます。ベトナム人も雨季に入る前が暑いと言っています。
雨季は雨がよく降ります。雨が降った後は気温が下がります。だから過ごしやすく感じます。これが雨季と雨季に入る前の4月の違いです。
おおざっぱですが、日本と比べていうと、昼間は一年中8月、朝・晩は一年中9月という感じです。朝・晩は過ごしやすいですよ。
ホーチミン市で寒いときはあるのか?
ホーチミン市で寒いときなんてあるはずがないと思っていました。でも寒いときがありました。
曇りの日が続き、その上雨が降り続くときです。このときは気温が上がりません。
台風が来るのは中部で南部には来ないと言われますが、私がホーチミン市に住んでいるときは1年に1回ぐらいホーチミン市に台風がきていました。台風が来るとか、またはそのほかの気象条件で、曇りの日が続き、その上雨が降り続くと気温が下がります。
夏の服装をしていますから、そのままでは寒くてトレーナーを着たいと思ったぐらいです。