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道の渡り方(ホーチミン市)

ホーチミン市の生活
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移動の足はバイク

ホーチミン市には、まだ都市鉄道(地下鉄)がありません。現在1号線を建設中です。少し古い資料ですが、ジェトロの資料ではホーチミン市には8路線の都市鉄道の建設計画があります。

市バスは、私が数えたところでは、137路線ありましたが、ホーチミン市の800万人を超える人々の移動をまかない切れていないようです。

そのため、ホーチミン市の人々の移動の足はバイクです。年ごとに乗用車が増えていますが、主な移動の足はバイクです。

バイクでの移動
市バスについては次の記事があります。

道の渡り方

信号がある交差点で

ホーチミン市の中心地(1区、3区)で交差点を渡ろうとすると、あれ自分の目の前に信号がないというときがあります。車もバイクもちゃんと止まっているのに。

交差点の信号

自分の目の前には信号がない。でも、赤丸を見てください。となりには信号があります。

全ての方向に信号がないんです。この隣の信号がない交差点もあります。そういうときは渡ろうとしている道の信号を見ますが、その信号がないときもあります。

それとバイクは赤信号でも右折してくることがあります。日本の左折可です。

こんな信号もありました

T字路にある信号です。この写真の進行方向に向かって左に曲がる道が続いていて右に曲がる道はありません。

T字路にある信号

その信号を大きくしました。(赤信号の上の「5」は、赤信号が「あと5秒」という意味です)

T字路にある信号

信号は赤ですが、バイクは直進できます。バイクが直進しているときに人が道を渡っているときがあります。

また、すぐ上で書いたようにバイクは赤信号でも右折してくることがあります。

私は道を渡る時は右を見たり左を見たりしながら渡っています。

バイクや車がクラクションを鳴らす時は、何か危険なことがある時です。気をつけましょう。

信号がない横断歩道で

信号がない横断歩道もあります。

信号がない横断歩道

この写真のようにバイクや車の数が少ないときはいいんですが、朝や夕方は道がこみます。そういうときは道を渡りにくいです。

でも、道を渡ろうとして横断歩道を少しずつ進んでいくとバイクの方がよけてくれます。車がスピードを落としてくれます。だから、道が混んでいても道を渡ることができます。少しずつ同じスピードで進む方がバイクがよけやすいようです。

でもバイクもよけ切れないときがあります。バイクの運転手がこちらに気がついていないときもあります。たまにスピードを出しているバイクがいます。

そういうときのために、横断歩道を少しずつ渡っているときにバイクや車の動きをよく見る必要があります。動きをよく見てこちらからバイクをよけるときもあります。

横断歩道に信号がないので、横断歩道でないところで渡っても同じと考える人もいるようです。でも、横断歩道まで歩いていってそこから横断歩道を渡る人もいます。

バイクから見て、「どこでも道を渡る人がいる」よりは、「横断歩道では道を渡る人がいる」の方が気をつけやすいのではないでしょうか。つまり横断歩道で渡る方が少しでも安全だと思います。

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